今年1本目の記事は、縁起よく初日の出記事にしたいと思います!
というのも、元旦0時からわたくし筑波山へナイトハイクに向かいまして、ばっちりきれいな日の出を見てきました。
縁起のおすそ分けついでに、ご来光登山行く際にきになりそうなこと(どんな持ち物必要?何時くらいから登り始めればいい?等)をいくつか書いていきたいと思います。
先に要点まとめておきますと以下の通りです。
・ベストスポット(女体山山頂)で初日の出が見たければ、4:00前には山頂で陣取っておく必要あり
・防寒対策、なめていると本当に死ぬ思いをします。
・YAMAPというアプリをダウンロードしてから登山しましょう。
※雲が厚かったですが、きれいな日の出を拝めました。


筑波山でご来光に臨むためには
どのスポットから見る?
筑波山で初日の出眺めたいです、という場合には基本的には
・男体山山頂
・御幸ヶ原(展望台)
・女体山山頂
のいずれかが王道かと思います。
特に女体山山頂は木で遮られることなく、方角的にもばっちり見えますのでお勧めです。
自分は今回女体山山頂が混雑していたため、御幸ヶ原の展望台から見ようかと思ったのですが、どうにも日の出の方角的に女体山に隠れてしまいそうに感じたため、やっぱり女体山で見ることにしました。
御幸ヶ原~男体山山頂、女体山山頂はそれぞれ15分程度でつく距離ですので、柔軟にプラン変更できます。
ちなみに男体山は狭く、木もわりと茂っていてあまりよくなさそうな印象でした。(男体山で日の出を迎えたことがないため推測ですが…。)
アクセス
2020年の場合は、御幸ヶ原行きのケーブルカーが朝4:30から動きました。
初日の出は6:45でしたので、これを利用しても十分間に合います。
ただ、マイカーがあればよいのですが、仮に公共交通機関で筑波山へアクセスする場合は早朝便がありませんので注意が必要です。
今年は12/31の23:00から臨時バスが出ていましたので、そちらで麓にアクセスしました。
神社でいろいろ食べながら時間を過ごしてもよいですし、自分のようにナイトハイクに臨んで早めにご来光スポットにたどり着くのも手かと思います。
まとめると
・山頂へ行くには、ナイトハイク or ケーブルカー利用(4:30~)
・筑波山麓までいくには、マイカー or バス(12/31 23:00発の便のみ)
各スポットの混雑模様
自分が見た範囲ですと
・4:00頃:女体山山頂で、すでに一番前の見やすいスポットは人で埋め尽くされている。(場所取りされている)
・5:00~6:00頃:御幸ヶ原の展望台の屋上は、人はまばら。寒すぎて、屋内にいる人が多い。
・6:20頃:女体山は混雑で山頂にアクセスすることが困難。女体山へ向かう道の途中で、日の出方面で、よさげな場所を見つけるしかない。
という感じでした。
自分は最終的に、女体山へ上がる登山道の山頂に近い部分の斜面の岩に腰を下ろして日の出を迎えました。いっぱい人がいて道が埋まる感じでした。
ナイトハイクするにあたって必須なもの
もし、ケーブルカー始動前に登頂し、ベストスポットで場所取りしよう、という気概のある方がいましたら、ぜひとも防寒対策は万全にしていってください。
山頂で遮るものがあまりなく風も吹いている中、何時間もじっとしているのは想像以上に体に来ます。自分はここの見通しがあまりにも甘かったです。
というわけで、以下ナイトハイク時必要なものです。
防寒着
普通に厚着してくのは当然ですが、それに加えてニット帽、耳当て、手袋、ネックウォーマーで完全武装しましょう。
自分はネックウォーマーだけで臨んだうえ、登る際の休憩時にほかほかしてきてネックウォーマー外して紛失してしまい、地獄を味わいました。寒すぎた。
ちなみにですが、御幸ヶ原のとこで売店とか展望台あるから、そこ入って寒さをしのげばよいのでは…は通用しません。夜中は閉まっています。
寝袋&発熱するもの
自分は寝袋持って行ったため、これあれば大丈夫だろとあったかいものを持ってき忘れてしまっていました。
ただこれが失敗。寝袋があるだけでは実は全くあったかくない…。
デフォルトでほかほかの状態で寝袋には入れればまだいいのですが、体が普通~冷えている状態で寝袋に入っても寝袋は発熱機能なくあっためてくれません。
じわじわと体が冷えていき、無駄に御幸ヶ原と男体山を往復しだしたりする羽目になりますのでご注意を。
さらにバーナーと何か飲み物やカップ麺を持って行って、暖かいものを作れるようにしておくとよいかなと思います。
(ちなみに、御幸ヶ原では自販機で暖かい飲み物が買えます。150円。ただ一時的に暖を取るにはよいですが、長く寒さをしのぐには心細いです。何度も買う羽目になります。)
ヘッドライト(&懐中電灯)+ 予備電池
夜、真っ暗なので明かりは必ず持って行きましょう。
スマホのライトで行けるだろうとお思いの方、甘いです。スマホのライト、意外と明るくありません。
100ルーメンくらいあれば十分照らせますので、それくらいの光量あるヘッドライトと、できれば懐中電灯も持って行きましょう。
ヘッドライトでなく懐中電灯だけでいいんじゃない?なんて思いがちですが(自分そうでした)、常に片手がふさがることになります。
ごつごつした岩場を登ったりする際は両手を使いたいです。その際にヘッドライトがないと、一時的に真っ暗な中登る形になりとても危ないですので、
ちなみに懐中電灯、ペンライト型のが小さくて軽くて取り回しよくておすすめです。
予備電池も忘れずに持って行きましょう。急に電池切れますので、用心しておくに越したことはないです。
YAMAP
このアプリご存じでしょうか。
事前に上りたい山の地図をダウンロードしておくことで、地図上にリアルタイムで現在地情報をマッピングしてくれます(GPSなので通信届かないところでもOK)
めちゃくちゃ便利で、かつ夜だと普通の地図は明かりで照らしてみないといけないところ、スマホで発光してくれて見やすいです。
これのおかげで地図得意でなくても何とかなっています。
ぜひダウンロードしておきましょう。
▼YAMAPについて(アプリは別途Playストア等で検索すると出てきます)
余談
ここからは日記です。
鯛だし福来ラーメン、うまし
麓の筑波山神社では、今年は先着300名限定で、年賀ラーメンが無料配布されていました。
寒い中食べるラーメンがこんなにうまいとは…。
ちなみに活龍が提供しているんですね。大学生のころお世話になりました。
ナイトハイクの醍醐味
初めてのナイトハイクだったのですが、これが楽しい。
山ってワイワイガヤガヤもよいのですが、非日常の中を一人で静かに、という方が個人的には好きな楽しみ方です。真夜中なので人はほとんどおらず、静けさは特筆もの。
そして見上げると夜空がとってもきれい。
なおかつ見晴らしの良い箇所に来れば絶景の夜景が。
これははまりそうです。
つくば鶏親子丼、うまし

あまりの寒さに、山頂待機はあきらめて、御幸ヶ原の展望台中でご飯を食べながら寒さをしのいでいました。
普通に食堂があるので、カレーとかラーメンとかいろいろ食べられるのですが、つくば鶏親子丼、これが美味しかった…。
明け方5時頃に食べるにはちょいヘビーかもしれないですが、おすすめです。
終わりに
というわけで、ご来光登山の注意点でした。
大勢の人と同じ方角向いて、いまかいまかとご来光を待つのはとても楽しい経験でした。
それでもって初ナイトハイクでしたがこれも最高で、いい1年のスタートをきれました。
こちらの記事がどなたかのお役に立てば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。