大学を卒業し、意気揚々と新しい環境に向かう新社会人を待ち受けているのはながいながい研修です。
入社当初から目を付けられたくないですから、居眠りなんて言語道断。ですが、眠くなってしまう研修もありますよね。
新社会人の自分も、座学の研修の中で毎日睡魔とたたかっているわけですが、どうにも勝率はよくありません。
これはまずい、ということで眠ってしまわない仕組みを考えました。
同じように睡魔と戦うみなさんのお役に立てれば幸いです。
用意するもの
研修に臨むにあたり、以下の2つを用意する必要があります。
①ダース(チョコレート)
②協力者
ルール
ルールはシンプルです。
①グループのテーブルの真ん中にダースチョコレートを置く。
②1ターム(休憩~休憩)中一度もこっくりしなかったら、(本人が)ダースを1つ食べる権利を手にする
③こっくりしてしまい、それを協力者が発見して起こされた場合、協力者全員が1個ずつチョコレートを手にする
研修はちょこちょこ休憩が入りますよね、その休憩~休憩の間を1タームとしてカウントします。
仮に1日6タームでしたら、本人が食べられるダースの数はマックス6個になるため、チョコを買ったら1日で食べつくしてしまうような人のお財布にも優しい設計です。
詳細
これ割となかなかうまくできていると思うんです(自画自賛)
というのも、チョコレートを食べたいがために、睡魔に打ち勝とうとする気力を振り絞ることができる、という点で自分にはプラスのモチベーションが働きます。
一方で、数少ないチョコを失いたくない、という点でもモチベーションがわきます。
チョコレートでダースを指定したのは、12個と比較的少ない個数に分けられているからです。これが例えばアーモンドチョコとかだと、数がたくさん入っているので数個失ったところでダメージは少なく、必死さが出ないでしょう。
さらに、協力者の協力を得やすいというのも大きな利点です。
協力者からしてみれば、居眠りしているところを指摘するだけで、チョコレートが手に入るのですから、参加しない手はありません。
そして、協力者にメリットしかないということは、協力を得やすいということを意味します。
協力者を多数得られた場合、一度居眠りをしたときの失うチョコの数が多くなり、ダメージが増すので、よりこっくりしないモチベーションがわきます。
そうして、無事睡魔に負けずに研修を乗り切れるわけです。
注意事項
協力者の中には、(ほぼ)ただでチョコレートを手に入れることに罪悪感を感じるようないい人が紛れ込んでいることもあります。
そういったときは、自分のためにチョコレートを配っているんだ、という点を強調しましょう。
あくまでチョコレートを渡すのは自分が眠らないためであり、チョコレートを自分はむしろもらってもらいたいのだ、くらいの勢いで説明すればもらう側も、協力してあげているんだ、という気持ちになって多少罪悪感は和らぐでしょう。
最後に
チョコレートは交流をするきっかけとなる良いツールです。
単純にグループの人に分けるだけで、いい感じの雰囲気を作ることができます。
このエントリで紹介したような用途もありますので、研修に向かう前に、必ず買っていくようにしましょう。
おわり