長期インターンを卒業したので、たくさんの学んだことを振り返る。感謝感謝。

4月から社会人になるにあたり、1年以上続けてきたインターンも卒業することになりました。

実務的なスキルはもちろんのことですが、それ以外の部分でもたくさんのまなびがありました。

特に、一般論として当たり前だよねと知っているけれども、自分事としてはわかっていなかったようなことを認識できたことがとっても大きかったなと思います。

今回は、スキル面以外でのまなびについて振り返りがてらメモしていこうと思います。

 

長期インターンで学んだ10個のまなび

 

その1:自分がおもうほど、相手はミスを気にしていない(→自分が見えている世界と他人が見ている世界は異なる)

一番初めは、自分がミスを気にしすぎる傾向にあることです。

たくさん遅刻をしたり、自分の満足のいくレベルのアウトプットをできなかったり、報告するのが遅くて軌道修正が間に合わなかったり、いろいろミスをして、そのたびにこれで信頼無くしたな、とかこの人には嫌われたななんて言う風に思っていました。

(文字に起こすとほんと変な風に考えてることがわかります、、。遅刻したくらいでその人のこと嫌いになりませんよね)

ところが、「あの時はすみませんでした、、」と謝るとこれが向こうはまったく気にしていなかった!なんてことが多々ありました。

同じ物事でも、受け止め方は人それぞれ異なる、という至極当たり前のことを実感しました。

特に自分は物事をマイナスに解釈しがちなことに気が付けたのは大きかったです。

こちらの思い込みで相手に勝手に壁を作って、それが相手に伝わって距離ができてしまう、、なんてことをこれから入る会社では繰り返さないようにしたいです。

 

その2:信頼を得ることが何よりも大事

これも当たり前のことですが、仕事ができる、誰も持っていないスキルを持っている、なんてことよりも信頼されている。これがキャリアの浅い人には一番大事だと感じました。

自分は1年半ほどの勤務の中で、信頼されていい成長サイクルに入った時期があったのですが、そのあとにちょっと調子に乗ったり、仕事への向き合い方が変わったりして信頼を失いました。

信頼されていない人には、いい経験を積める仕事はまわっていこないです。

仮に、ちょっとしたスキルを持っていたり、ちょっと人より仕事ができるからといって、それにかこつけていい加減な姿勢になってしまったりすると、仕事を振る人はすぐ気が付きます。

そうして信頼を失うと、せっかくさらなる成長を重ねられるようないい経験の積めるPJがあっても、それを任せてもらうことができません。

そうなると、モチベーションが下がる→アウトプットの質が下がる→信頼を失う→いい経験を積めるタスクが回ってこなくなる、、なんていう負のスパイラルに陥り、悲しい気持ちになってしまいます。

 

その3:仕事を振る人は、その人の仕事の姿勢を見ている

これは、上司に聞いたのですが、仕事を振る人は、アウトプットはもちろん重要ですが、それ以上に仕事への姿勢を見ているとのことです。

このタスクはつまんないからやる気でないわ~なんて姿勢で向かっていたり、めんどくさいからちょっと手抜いてもばれないだろ、なんて姿勢で向かっていたりするのはばれます。

当たり前ですが、仕事を振る側の人からみたら、仕事を選り好みしたりしてたり、適当な態度をとっている人よりも、素直で真面目に取り組んでいる人のほうが印象はよいし、信頼できます。

信頼されると、次はもっと難しいことにもチャレンジさせてみよう、などとよい経験が回ってきます。

 

その4:与えられたタスクにプラスα加えて返すと信頼を得られる

特に、自由度の高い系のタスク(これこれこうして~なんて作業手順を指示されていない)で有効なのが、自分なりにオリジナリティを加えてアウトプットを出すことです。

言われた最低限やらないといけないことに加えて、

「もっとこんな情報もあったらいいと思ったので調べました」とか

「こんなやり方でも試してみて、同じ結果が速いスピードでだせました」とか

そういう風に何かしらプラスα自分で考えて付け加えると、信頼してくれます。

それに、そこが仕事の楽しいところではないかとも思うので、自分の仕事も楽しくなるし、信頼されるしで一石二鳥です。

 

その5:会社を利用する、という姿勢はうまくいかない。恩返しの気持ちで働くとうまくいく

この会社はこのスキルを身につけるために利用するんだ、とか

履歴書に〇〇の実務経験あり、と書くために利用しているんだ、なんていう風に考えている人が成功しているように一時期見えていて、自分もそういう風に考えを改めた時期がありました。

そうすると、自分にとっての利益不利益で仕事の選り好みをする気持ちが出てきます。

メリットをあまり感じない(だけれども広い目でみたら有益かもしれない)仕事への取組みの姿勢が悪くなり、信頼を失うことにつながります。

振り返ると、うまくいっているときは、こんな役に立ててないのにお給料もらえて感謝だ!、とかインターンなのにこんなに裁量任せてくれて感謝、こんな自由にシフト組ませてもらえて感謝!なんていう風にありがとうでいっぱいな気持ちでした。

そうすると会社にちょっとでも恩返ししたいな、なんて気持ちになって仕事に真面目に取り組みいいパフォーマンスが出せていてました。

 

その6:自分への期待値を上げすぎるとキツイ

これは入社初期のころにきつかったことです。

入社当初はよくわからんが自分は有能だ、なんて謎のプライドがあり、当然最初はぜんぜん仕事できないので自分への期待値と現実のギャップに苦しむことになります。

あまり自分への期待値を上げすぎているとキツイので、ほどほどにしておくのがよいです。

そのあげくに上司に質問ができなかったことを振り返ったのがこちらの記事です↓

[インターン・新卒] 上司に質問できないという悩みについて

 

その7:仕事=自己表現の考え方は諸刃の剣

自分は、仕事を自己表現だととらえていました(今もそう思っています)

与えられたタスクをどうこなすか、どう調理するか、というところに自分の工夫の余地があって、工夫して(自分を表現して)それが認められるとめちゃくちゃうれしい気持ちになります。

自部の場合は、それが過剰で、アウトプットへの評価で、自己肯定感が大きく左右されていました。

ただ、その捉え方が自分をよい成長サイクルにいれてくれた要因の一つであるとは思いつつも、それによって生じたデメリットもあります。

1つ目は、できない、を認めづらくなることです。

振られた仕事のアウトプットへの評価に、自己肯定感が大きく左右されるようになるので、あまりいい感じのアウトプットが出せそうにない時に、報告するのが嫌でぐずぐずしたり、もっと時間かけて考えればいい感じになるのではないか、と無駄に粘ったりしていたことがありました。

2つは、できるだけアウトプットを”自分で考えた”物としたいがために、こまめに上司に確認を入れて方向修正を受けることを避けるようになることです。

アウトプット=自己表現なので、もし途中で仕事を振ってくれた上司のアドバイスが入ってしまうと、そのアウトプットにおける自分が貢献した割合が減ってしまいます。そうするとせっかくいいアウトプットがだせても、嬉しさが減ってしまう。なんていう風に考えていました。

これは良くないです。

とはいえ、仕事=自己表現の考え方は、アウトプットに自分の”承認”がかかっているので、全力で仕事に向かうようになる、という点ではいいところもあります。ですので諸刃の剣です。

 

その8:タスクを振るときには仕事の全体像を伝えることが大事

これは仕事を振らえる側にも振る側も経験して学んだことですが、タスクを振るさいには、そのタスクの全体像のどの部分のものなのか、という点をきちんと伝えることが大事です。

↓のエントリにも書いたのですが、自分のやっていることに意味を見出せるかどうかが、その仕事に取り組むモチベーションを大きく左右します。

ラダー効果の話を読んで、想像力の大事さを再認識。自分の仕事に意味を見出すための視点の転換

特にあまり頭を使わないような単純作業系のタスクは、単につまらないだけでモチベーションが保ちにくいので、その仕事の全体像と、タスクの位置づけを教えることで、単純作業の重要性を意識させて、意味を見出しやすいようにするとよいです。

 

その9:勝負する場所・領域を意識することが大事(社内のブルーオーシャンを狙う)

社内でいくつか専門領域の異なる部署が存在していて、インターンはどこからも仕事をもらうことができました。

自分より後に入ってきたインターンで、すごく社員に重宝されるようになった人がいたのですが、その人を見てすごくうまいな、と感じたのは戦う場所を途中で変えたことです。

ある領域では、前からいるインターンが何人もいて、それなりにその領域についてできることが多い。

ただ、もう一方の領域は会社としても取り組み始めたばかりで、インターンもまだぜんぜんかかわっていない。

そんな時に、その新しい領域に真っ先に取り組んで、社員と一緒に知識を身に着けに行ったインターンがいて、彼はめちゃくちゃ社内で重宝されるようになりました。

当然ですが、社内でとびぬけるには、ライバルが少ない方がよいです。

その点、新しい領域なため、社員も知識が少なくところに進んで向かっていったのは、社内のブルーオーシャンを狙ったとてもよい戦略だなと感じました。

 

その10:人の悪いところではなく、いいところを積極的に見るよう意識するのが大事

最後は自戒をこめて、いいところを見るようにしようね、という話です。

仕事において人間関係は本当に重要で、その人間関係を円滑にするのに大事なのが、人のいいところを積極的にみようとする姿勢です。

もちろん肌感でなんとなく合わないな、と思う人もいるのですが、そういう時こそ、いいところはないかな、といいとこ探しをします。

そうするとそんな人とも仲が悪くならずに仕事をうまくやっていけます。(はずです)

自分はとくに、その人を0か1かで判断しがちな傾向が昔からあって、なんとなく合うなと感じる人についてはその人のいいところばっかりが見えて好きになって(1になる)、逆になんとなく合わないなという人については悪いところばかりが見えて嫌いになる(0になる)といった分類をしてしまって、さらにそれが態度にも出てしまいます。

仕事は嫌な人とも付き合っていかなくてはいけないので、これでは困ります。

これは入社してはじめのころに、社長に飲みに連れて行ってもらって教わったことなのですが、今になってそれがとても大事なことだとわかるようになりました。

 

 

さいごに

 

こうやって振り返ると、ほんとうに当たり前のことばかりだなと思います。

ただ、一般論として知っていることと、実際に身をもってそれを学んだことの違いはとっても大きいと思います。

卒業した今となっては、自分はこの会社で与えられてばかりだったな、と思うのですが、この恩をわすれずに、恩返しなり恩送りなりしていきたいなと感じました。