
例えばこんな感じで都道府県名のデータがあったとして、これを
[‘tokyo’,’kanagawa’,’saitama’,’chiba’,’ibaraki’,’hokkaido’,’kyoto’,’aichi’,’osaka’]こんな感じで、シングルクオーテーションで文字列を囲ったうえで、カンマ区切りでリストにしたい、なんてシーンがあったとします。
リストに入れる文字列が数個であればよいのですが、大量にあると手打ちするのは酷です。
これをちょっとの操作で簡単に行う小ネタを紹介しようと思います。
やることは簡単で、
STEP1:テキストエディタに張り付けて置換
STEP2:先頭と末尾を調整する
の2STEPです。
STEP1:テキストエディタに張り付けて、置換を行う
お使いのテキストエディタに、エクセルのデータをコピーして張り付けると以下のようになります。
(自分はterapadを使っています)

この状態で、改行(\n)を ‘,’ に置換します。
置換のウィンドウは、検索>置換あるいはCtrl + Rで表示されます。(※TeraPadの場合)


\nは改行コードを表す正規表現です。この文字が改行を表します。
ちなみに改行コードは
CR+LF、LR+CR、CR、LFの4種類があり、それぞれ
\r\n、\n\r、\r、\nに対応しています。
(そのテキストエディタがLFに対応していたら、改行は\nで表す、ということです)
置換を行うと、以下のようになります。

STEP2:先頭と末尾を調整する
最後に先頭と末尾を調整します。
先頭だけシングルクオーテーションが足りておらず、末尾には余計なカンマとシングルクオーテーションが入ってしまっています。
したがって、先頭に’を足し、末尾の,’を削除すれば、きれいな形に整います。
tokyo’,’kanagawa’,’saitama’,’chiba’,’ibaraki’,’hokkaido’,’kyoto’,’aichi’,’osaka’,’
↓
‘tokyo’,’kanagawa’,’saitama’,’chiba’,’ibaraki’,’hokkaido’,’kyoto’,’aichi’,’osaka’
これで完了です!
おわり