Tiny Houseという言葉をご存知ですか?
「小さな家」と訳されてミニマリズム的な、シンプルなライフスタイルを暗に意味する言葉です。
Tiny Houseにはいくつか種類があり、固定型のログハウス、ツリーハウスといったタイプのものから、移動式のトレーラーハウス、キャンピングカーのようなものまで、たくさんです。
最近知ったこのキーワードですが、自分の将来考えているブックカフェに結びついてアイデアがふわふわ湧いてきたので、メモしておこうと思います。
Tiny Houseという価値観
タイニーハウスとは
Tiny Houseとは冒頭でも述べた通り、「小さな家」であり、「大切なモノと暮らし、ほんとうに豊かな生活をするための方法」として注目を浴びているそう。
小さな家に住むことがなぜ豊かな生活につながるのか。
それは家の面積を小さくすることで、ものを置くスペースが小さくなる。それにより、ほんとうに大切なモノだけを手元に残し、不要なものがなくなる。ないしは、不要なものを意識的に購入しないよう(大切なモノだけを購入するよう)お金の使い方の意識を変えられる、といったミニマリズム的な発想があります。
注目されるようになったきっかけは以下です。
タイニーハウスが注目されたきっかけは、ジェイ・シェーファー著「THE SMALL HOUSE BOOK」の発刊と言われています。当時美術教師だったシェーファーさんは、「モノやスペースに気を配るのは面倒」という理由から自作の小屋を建て、そこでの生活や暮らしについての考え方を本にしました。大きな家を持つことが豊かだとされていた、これまでの価値観にとらわれない暮らしが大きな反響を呼びます。
THE SMALL HOUSE BOOKというのは、調べてみたところ日本語訳はなく、中身を知りたかったら英語版を読むしかないようです。残念、、、
でも英語の勉強に読んでみようかしら。
大きな家をもつことが豊かさだとされている、というのは2018年の今となっては少し古い価値感の用に感じますね。
不動産会社でインターンしていると、めっちゃ金を稼いでいい車を買っていい時計を買って、いいスーツを買っていい家を買って、、、なんて人もいることにはいますが、大学の友人はどちらかというと物欲は控えめで、お金よりも自分らしい時間の使い方をできるか、といった部分に価値を見出している人が多いように感じます。
今タイニーハウスに関心が集まっているのも、そういった人々の価値観の変化が反映されているんですね。
タイニーハウスはお金がかからない
タイニーハウスには大切なものそうでないものを意識するようになる、という点以外にもいろいろなメリットもあります。
まずは単純に家にお金がかからないこと。
立派な一軒家を買ったところで、住宅ローンの返済に苦心する生活をするのであれば、それは豊かといえるか。
ローン返済のために、いやな仕事を続けないといけない、なんて想像したら嫌になってしまいます、、。
タイニーハウスなら、建設費をかなり抑えられる上に、固定資産税を少なくすることも可能です。
小さいからこそお金をあまりかけずに家具、内装にもこだわれるし、家で自分らしさを表現することができます。
タイニーハウスの中でもエアストリームが気になる。
タイニーハウスには大きく分けて固定式の家と、移動式の家の2種類があります。
個人的に気になるのは、移動式のタイニーハウスで、中でもエアストリームと呼ばれる、牽引式のキャンピングカーです。
こんな目立つフォルムをしています↓

(http://airstreamjapan.co.jp/)
1930年代にロサンゼルスで誕生したらしく、簡易ホテルから、カフェ、移動式ショップなんかによく使われるそう。
キッチン、シャワー、トイレを中に設置できて、ばっちり生活もできちゃいます。
旅する本屋、的なかんじでこれに乗っていろいろな土地を旅してみたいです。
きれいな景観の場所に1ヶ月くらいとどまって、そこで一時的にカフェを提供。
お客さんのおすすめの本、人生を変えた本を教えてください、と公募して、教えてくれたら美味しいコーヒーを一杯サービス。
そこそこエピソードと本が集まってきたら、今度は街角のお客さんのブックコンサルみたいなのをやってみたいな。
最近どんな悩みありますか?ほうほう、それならあなたにはこの本がよいですよ。以前のお客さんはこの本を読んで勇気をもらったみたいです!
みたいな感じで。
それでもって教えてもらった本が誰かに届いたら、教えてくれた人に届いた人の感想を伝える仕組みなんかも作れたらいいな。
おすすめした本が読んでもらえて、感想までもらえたら嬉しいですもんね。
日本でエアストリームでカフェの事例はいくつかある
エアストリーム使って移動式カフェをやっている事例は調べてみるといくつかあるようで。
例えばこちら。「Cafe Ryusenkei」

Ryusenkeiさんが店を構えている場所は、箱根の早雲山駅といって、箱根の山々や相模湾が見渡せる絶景スポットだそう。
晴れている日にはテラス席を用意して、外でもカフェを楽しめるようにしているみたいです。
ここは一度行ってみて話を聞いてみたいな。
よし、在学中に箱根に行こう。
大都会表参道にもひっそりとエアストリームカフェがあるらしいです。
the AIRSTREAM GARDEN さんです。https://airstream-garden.com/

やっぱりエアストリームのフォルムはめっちゃ目をひくので、それだけでも他店との差別化になりますね。
ここは飲食だけでなく、撮影やポップアップショップ等のためのスペースレンタルもしているようです。
なるほどなるほど。
エアストリームいいなあ。
お金ためて、エアストリームでミニマリズム的な生活してみたいものだ、、、。
おわり