この間、漫画家を目指しつつOLをやっている方とお話しました。
漫画家っていいですよね、何がいいかって作品が人を笑わせたり、泣かせたり、勇気づけたり、とにかく心を動かすじゃないですか。
そのかたにとても刺激を受けたので、その時のことを書いていこうと思います。
OLさんにマンガを見せてもらった。
出来事と言っても、ただそのOLさんの漫画を見せてもらっただけです。
ちょうど30歳をむかえて、漫画に関しては担当さんはついたものの、雑誌に掲載する機会はなく、定職にもついていなかったので親にも心配をかけている。
そんな将来の不安に押しつぶされそうな時に、1年間かけて書いた漫画だったそうでして。
マンガの内容は、はじめはギャグ路線でとても笑えたんだけど、主人公の背景が後半に明かされてそれを読んでなんだかとても感動しました。
その時に、自分がどこかの誰かの心を動かして、その人を勇気づけたり幸せにさせるような影響を与えられるってとても素敵なことだと思いました。
そのOLさんは、漫画を読んでもらって、そういった評価をしてもらえた時に、マンガを書いていてよかった~とやりがいを感じるそうです。
今までは、
・(自分のために)リッチな田舎暮らしをしたい
・(自分のために)ブックカフェを開きたい
そんなふうに「自分がもっと豊かになるため」という目的で将来とかを考えていたのですが、
人の心を動かして、他人を幸せにするためには、という目的でやりたいことを考えていくのもやってみようと思い立ちました。

なんだかんだそれも自己満足だから自分の為って言えるんじゃない。こんなこといっても意味ないけどさ。
人の心を動かす仕事とは

人を感動させるような仕事っていうと、マンガとか、本の執筆、とか、ミュージシャンとか、映画制作とか、そういうクリエティブ系のばかり思い浮かびます。
ええそんな才能自分にはないよ、と一旦思ってしまったのですが、ここは考え方次第で変わるな、と。
というのも、想像力を膨らませれば、
たとえば車の一部品を作る人も、そのパーツが最終的に一つの車を形つくって、消費者に届いて、車好きな人をうならせたり、購入した家族がその車で海辺をドライブして大切な思い出をつくったりするわけです。
そこまで想像すると、車のパーツを作る自分の仕事が、間接的に他人の心を動かしているんだ、というふうに考えることができます。
あるいは、企業向けに業務効率化パッケージを販売している会社の事務職の仕事も、
その人がいるおかげでその会社がうまく回って、
その会社があるおかげでBtoC企業の業務効率がよくなり、
その会社が消費者に提供するサービスが、たくさんの人の心を動かして幸せにしている。
と考えると自分の仕事が間接的に他人の心を動かしているんだと考えることができます。
要は間接か直接か、というだけの違いで(たいはんの)仕事はみな想像力を膨らませれば人の心を動かす仕事なんですね(無理やりかな)
ゆくゆくは・・・
おじいちゃんおばあちゃんを騙して金取る、みたいな仕事じゃなく、まっとうな仕事であればどんなものも、めぐりめぐって世の中の人の心を動かしているんだ。
そんなふうに考えると、毎日の仕事に誇りももってやりがいをもって働くことができるかもですね。
来年から社会人になるので、もしOB訪問とかで「仕事のやりがいはなんですか?」なんて聞かれたら、
「人の心を動かすことがやりがいです!」
と胸を張って言ってみたいものだ。
おわり