【就活】複数企業に内定をもらったけど決められない!感情によらず合理的に選択する方法

就職活動が無事終わりました。

今年の就活市場は売り手市場と言われ、就職氷河期と言われた世代に比べて、複数社に内定を頂いてどこへ行こうか悩んでいる、なんて人も多いのではないかと思います。

自分も、長期インターン先の会社と、就活で第一志望として内々定を頂いた会社、どちらに行こうか長い期間悩みました。

最終的に複数要素をリストアップして重み付けした上で総合得点を比較する、という方法で会社を決めましたので、迷って迷って決められない、という方に参考になれば嬉しく思います。

 

なぜ一つに決められないのか

 

自分の場合なぜ決められないのか考えてみると、各選択肢の会社(ちょっと失礼な言い方でしょうか、、、)ごとに異なる魅力を感じてしまうからでした。

業界は同じで規模の異なる会社で、片方は20人規模のベンチャー企業、片方は業界大手の会社です。

自分は今自分ができることを軸にして、活躍できる領域を広げていきたいと考えていて、業務内容をもっとも優先して会社を選んでいました。

ただ、比べている会社はその意味でいうと両方とも業務内容はあっています。

 

そうなると何で決めればいいのでしょうか。

お給料でしょうか、職場の雰囲気でしょうか、それとも得られるスキルでしょうか、、、。

 

あっちの会社はこっちの会社にない、いいところがある。

一方でこっちの会社にもあっちの会社にないいいところがある。

 

といろいろな要素に目移りしてしまい、その要素が多いため頭がこんがらがってしまっていました。

 

会社選びの軸を1つだけでなく、複数もって(3つくらい?)、より多くの軸に沿う会社を選べばいいじゃないか、とも思うのですが、

いざ選ぶ段階になると、軸として語ってきた要素以外にもこんな要素も考えに入れたほうがいいんじゃないの?と揺らいできてしまいます。

自分はそれがダメなこととは全く思わなくて、これから何年も働く環境を選ぶのですから慎重であるにこしたことはないと思います。

 

無理に「就活の軸」を数個にしぼって、それだけで判断するのでなく、すこしでも気になる要素は全部考慮にいれてしまったほうが納得いく決断ができるに決まっています。

 

ただ、要素が多くなると頭がこんがらがってしまうので、みんな数字にしてしまうのをおすすめします。

 

 

無意識に感情に引っ張られてはいないか

 

あっちの会社の方が選考過程の人事の人の印象が良くて、その会社のほうがなんとなくよく感じる。

なんていう”なんとなく”は、ファーストキャリアを選ぶにあたってできたら自分は排除したいと思いました。

 

長期インターンさせてもらっているベンチャー企業の方には、仕事の楽しさを教えてもらったり、自分に自信をつけてもらえたり、十何万もかかる海外カンファレンスにつれていってくれたり、本当に良くしていただき、たくさんの感謝の気持ちをもっています。

一方で、就活をして内定を頂いたほうの大手会社さんのほうも、7、8社程落ちて凹んでいる中内定を頂いたことで、捨て犬が拾われた気持ちのようなものがありました。

 

そういう気持ちに無意識に引っ張られて、会社選択に感情要素が入ってきてしまうのを避けるために、数字にしてしまうのが良いと思います。

数字にしてしまえば、はっきりします。

 

 

数字にするとはどういうことか。合理的に選択するには

 

では、点数を付ける方法です。

 

まずは魅力を感じている点、ここは嫌だなと感じている点を迷っている会社ですべて書き出します。

それに加えて、自分が何を大切にしているのか、どんなことがモチベーションになって働けるか等の自己分析の結果出てきた要素も書き出します。

 

それらの要素に、5点満点で点数を付けていきます。(点数は何点満点でもよいですが、あまり大きな数字になると点数つけるのが難しくなります。)

これを軸点とします。

 

それが完了したら、各要素で、迷っている会社に点数を付けます。これを要素点とします。

例:昇給制度(軸点3) A社4点(要素点) B社2点(要素点)

 

そして、軸点×要素点をすべての会社で、各要素で出し、それを足し合わせます。

その際、プラスの要素は加点、マイナスの要素は減点します。

 

そうすると、会社ごとの合計得点が出ますので、それを比較して納得できれば一番高いやつにすればいいのでするっと決められます。

 

この書き出す要素は人によって異なると思います。自分は

 

プラス要素

業務内容

成長速度

競争相手の数

得られるスキル

キャリアの選択肢

仕事の大きさ

キャリアの方向転換の難易度

チャンスの数

自分が会社に与える影響の大きさ

同期の存在

年収見込み

評価制度

残業代の有無

転職時の会社の価値

 

マイナス要素

倒産リスク、将来性

激務の程度

とリストアップし、軸点、要素点ともに5点満点で計算しました。

 

仮にこれで出た合計得点によって示唆された会社のほうに納得がもてなくても、これをやることにはいいところがあります。

A社とB社で悩んでいる場合、要素が多くて頭がこんがらがっているのであれば、各要素でA社とB社の点数を引き算して、値が大きい要素が、はっきりと差のある部分だとわかります。

 

逆に、A社はこの点がよくて、B社はこの点がいい、と思って悩んでいるつもりだったが、要素ごとに点数を出してみると、別の要素についても大きな差があったと気付きがあったりします。

 

そうすると、親しい人や信頼できる人にどちらがいいでしょうか、と相談する時に、要点をしっかり整理することができます。

漠然とA社とB社どっちがいいでしょうか?と聞くよりも、

A社はキャリアの選択肢が広いことに惹かれていて、B社は成長速度が早いことに惹かれているのですが、キャリアの選択肢が広いことは、一社会人の目線から見て重要なことでしょうか?

みたいな形で相談できるので、相手も答えやすくなります。

 

ということで頭の整理にも使えると思うので、悩んで決められない人はよかったらやってみてください。

 

 

(余談)数直線に縦軸を加えてみる話

 

就活の面接で嫌だったのが、あなたは安定、挑戦どちらのタイプ?と聞かれることでした。

性格テストを受ける時にもたくさんの項目であなたはどっち?と選択しないといけないです。

 

ただ自分ははっきり安定志向です。なんて自信を持って言える人なんているのでしょうか。

性格テストを受ける時はいつもこれでいいのかなあと不安な気持ちになりながら選択肢を選んでいました。

例えば安定志向かどうか、みたいなことについては、そりゃいろいろと挑戦していて変化が激しい時には安定したいと思うし、安定している状態が長く続いている時には変化が欲しくなるし、、、と時と場合によって異なるように感じていました。

 

なんでこんな風に思ってしまうのかと言うと、安定と変化を数直線の両端において評価をしていたからです。

安定から離れていくほど変化に近づいていって、逆に変化から離れていくほど安定に近づいていいく。

ただ、自分の中には安定を求める気持ちも、変化を求める気持ちも両方あって、自分はどっちの人間です、とは決められない。

なのでどちらの要素がどの程度の割合か、と考えていきます。

それには自分のこれまでの生涯を振り返ってどっちの要素に基づいた行動が多かったかで決めるのがいいのでしょうか。

一個一個やっていくのにそれをしていては時間がかかりすぎますし、何よりやってみた結果と今の自分とで乖離があるような感覚もありました。

 

なので、性格テストとかは置いておいて、会社選びのさいには、自分はこういう性格でこの性格にはこっちの会社が合っていそうだからこっち!と決めるのでなく、数直線に縦軸を足してプロットしてみる発想がいいような気がします。

今数直線の両端に、安定と変化があったとしたら、

x軸を不安定⇔安定

y軸を変化を好む⇔好まない

としてしまいます。

そうすれば、安定も変化も両方評価できます。

 

安定志向が高くて変化志向も高い、なんてこともあるし

安定志向も変化志向も低い人だっているはずです。

 

 

おわり