AIの自動運転が実現する未来が早く訪れて欲しい話

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自分は3年前に普通運転免許を取得したのですが、3年間運転する機会がなく、いわゆるペーパードライバーというやつになってしまいました。もうハンドルを握るのが怖くてたまりません。できることなら一生運転せずに過ごしたいなあなんて考えていますが、そんな私が期待しているのは、AIの自動運転です。近い将来それが実現すれば、私のようなペーパードライバーでも、胸を張って彼女をドライブに連れて行けますね()

では実際どれほど技術が進歩しているのでしょうか?気になって調べてみたのでまとめていきたいと思います。

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0.自動運転が成立したらどんないいことがある?

自動運転が可能になったらどんないいことがあるかという点からまとめて行きます。

まず最初は、交通事故が減ることが予想できます。これからますます高齢化が進む中で、高齢者ドライバーも増えてくると思いますが、年をある程度重ねるとだんだん運転も危なくなってくるので、自動運転で安全が担保されるとあんしんです。

(余談ですが、コンビニバイトをしているときに、補聴器をつけてふらふら歩いているお客さん(おじいちゃん)が買い物後、駐車場に向かっていったのを見て怖くなりました。運転できる上限の年齢とか決まってるのかな。)

また、長距離運転をするときは眠気がおそってきて気をつけないとふらふら運転になってしまいます。つい先日父とドライブに行ったとき、眠気がおそってちょっと運転が危なくなってきたのに、なかなかサービスエリアがなくてちょっと怖い思いをしました。そういった心配がなくなるのもうれしいです。

次に、冒頭でも書きましたが、車がより身近になります。運転免許を持っていなくても利用できるので、自分のようなペーパードライバーや、子供なんかも車を利用できるようになります。車じゃないとアクセスしにくい観光地とかあったりするので、そういったところにも気軽に行けるようになるのはうれしいです。なにより、彼女にドライブつれてってやるぜといえるのがすばらしいですね

また、飲み会きたけど帰りが車だから酒飲めない・・・なんて悲しい出来事もなくなります。みんなが美味しそうに酒飲んで酔っ払って盛り上がる中、ひとりしらふなのは精神的にきびしいものがあります。

いいとこのみ見てるだけかもしれませんが、自動運転の未来はよさそうです!

1.自動運転の区分となる6つのレベル

ではここから技術的な話へ。まず、自動運転はレベル0~5の6つのレベルに区分されています。その区分を制定しているのがNHTSA(national highway traffic safety administration)という組織です。

《National Highway Traffic Safety Administration》自動車や運転者の安全を監視する米国運輸省の部局。交通事故による死亡・障害の防止および経済的損失の削減を図るため、自動車の安全性に関する調査の実施、情報の公開、安全規格の制定などを行う。(コトバンク

まんまコピペになってしまいますが、wikipediaにレベルの説明があったのでお借りします。

レベル0
ドライバーが常にすべての主制御系統(加速・操舵・制動)の操作を行う。前方衝突警告(FCW)などの主制御系統を操作しない運転支援システムもレベル0に含む。
レベル1(運転支援)
加速・操舵・制動のいずれか単一をシステムが支援的に行う状態。自動ブレーキなどの安全運転支援システムによる。
レベル2(部分自動運転)
システムがドライビング環境を観測しながら、加速・操舵・制動のうち同時に複数の操作をシステムが行う状態。ドライバーは常時、運転状況を監視操作する必要がある。
レベル3(条件付自動運転)
限定的な環境下若しくは交通状況のみ、システムが加速・操舵・制動を行い、システムが要請したときはドライバーが対応しなければならない状態。通常時はドライバーは運転から解放されるが、緊急時やシステムが扱いきれない状況下には、システムからの運転操作切り替え要請にドライバーは適切に応じる必要がある。しかし、人間のドライバーが緊急時にはスムーズに切り替えられない問題が指摘されている。[15]事故時の責任はドライバーとなる。
レベル4(高度自動運転)
特定の状況下のみ(例えば高速道路上のみなど、極限環境を除く天候などの条件)、加速・操舵・制動といった操作を全てシステムが行い、その条件が続く限りドライバーが全く関与しない状態。基本的にドライバーが操作をオーバーライドする必要は無いが、前述の特定の状況下を離れると人間の運転が必要になる。
レベル5(完全自動運転)
無人運転。考え得る全ての状況下及び、極限環境での運転をシステムに任せる状態。ドライバーの乗車も、ドライバーの操作のオーバーライドも必要ない。安全に関わる運転操作と周辺監視をすべてシステムに委ねる。

wikipedia_自動車運転

レベル0は完全人力運転ですね。
レベル1は今の車は皆到達していると思います。
レベル2ではアクセルを切ったりブレーキを踏んだりする操作は車が自動でやってくれる段階みたいです。

人間が注意を払わないといけないのはレベル4までですね。といってもレベル4はほぼ注意を払わなくてよさそう。逆にレベル3はまだまだ怖いですね。システムが要請したときドライバーが対応しないといけないとありますので、いつ要請されるかわからないから、居眠りしたり気を抜いたりできないです。

(追記:日本だと異なる区分がなされているようです。

(出典:http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/kettei/pdf/20160520/2016_roadmap.pdf)

NHTSAのレベル3と4を一緒にしたのが、日本のレベル3といったイメージでしょうか。)

2.日本の車会社の取り組みと現状

では現在の車はレベルいくつまで達成しているのでしょうか?日本の車を見ていきます。

2-1 トヨタ

現行のレクサスに搭載されている「LEXUS SAFETY SYSYTEM+」には、衝突回避支援や被害軽減をはかるプリクラッシュセーフティシステムなど、安全のための様々な技術が見られます。

前の車に接近しすぎてしまうときに、車のセンサーが感知することでドライバーが指示をせずとも自動ブレーキがかかり、衝突を回避、もしくは軽減することができます。総合的に見て、新型LEXUSはレベル2の技術が搭載されていると考えてよいそうです。

(参考 https://response.jp/article/2017/06/27/296650.html)

また、高速道路における自動運転(ETC→ETCの合流、分岐、追い越しの自動)を成立させる技術を2020年までに実用化する取り組みを行っています。高速道路は信号がなかったり、歩行者がいなかったりして、一般道ほど複雑な判断を必要としないので、導入が比較的簡単だそうです。これが実現してレベル2~3くらいらしいです。

「Highway Teammate」は、「Mobility Teammate Concept」に基づいて開発した新型の自動運転実験車です。 自動車専用道路において入口ランプウェイから出口ランプウェイまでを自動走行します。

トヨタは、「Highway Teammate」を2020年頃に実用化することを目標に、自動運転の研究開発を進めています。(トヨタホームページ

2-2 日産

「X-TRAIL」という車種では、自動運転機能のプロパイロットが搭載されています。プロパイロットとは高速道路で利用できる技術で、アクセル・ブレーキ・ステアリングが自動で制御されます。

インテリジェントクルーズコントロール

  • 先行車を検出しているときは、運転者がセットした車速(約30~100km/h)を上限に、車速に応じた車間距離を保つように車間制御を行い走行します。
  • 先行車が停止したときは、先行車に続いて自車も停止します。一度停止すると、インテリジェントクルーズコントロールは停止した状態を保持します。
  • 先行車が発進したときは、ステアリングスイッチのRES+スイッチを押すか、アクセルペダルを踏むと停止状態を解除し、再びインテリジェントクルーズコントロールによる追従走行を開始します。
  • 先行車を検出していない場合は運転者がセットした車速で定速走行します。(約30km/h以下では前方に車両がいない場合使用できません。)(日産ホームページ

インテリジェントクルーズコントロールは、プロパイロットの機能の一つなのですが、車が勝手に車間距離を保って、先行者が停止したらこっちも止まり、先行車が検地されないと、一定スピードを保つ、というかなり進んだ技術です。レベル2~3くらいでしょうか。すごい。

2-3 一般道ではどうなのか

高速道路での自動運転は、かなり高いレベルまでいっているようですが、一般道にはその後対応する形となるのでしょうか。

ホンダ<7267.T>は2025年をめどに一般道でもドライバーが関与せず走行できる市販車での自動運転技術(レベル4)の実現をめざす。(http://toyokeizai.net/articles/-/175433

一般道でも自動運転の実験が開始される模様です。

愛知県は6月5日、運転席にドライバーが乗車せず、遠隔で操作する自動運転車の実証実験を公道で実施すると発表した。県警などと協議し、今夏にも始めたい考えだ。(ITmedia)

2-4 各社まとめ

(出典:http://www.nikkei.com/article/DGXZZO05267590W6A720C1000000/)

3.自動運転に立ちはだかる壁と考慮しなければならないリスク

3-1 法整備

ジュネーブ条約には、国際的な自動車交通規則が定められていますが、現行のものは自動運転を考慮に入れていないものとなっています。レベル3以上の自動運転が実用化されるためには、条約の改正と、それに伴う国内法の改定が必要となるそうです。道路交通法も今のままではいけません。

また、完全自動運転において事故が万が一発生してしまった場合の責任の所在も明確にしないといけません。

法整備にまつわる問題点はこちらによくまとまっていました。参考までに。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/60/4/60_240/_html/-char/ja/

3-2 犯罪、テロの危険

すべてがコンピューターの管理となると、万が一悪意のあるテロリストなどにハッキングなどされて管理権限が奪われた場合、大変悲惨な事件が起こることが想像できます。(あれ、でも個々の車で判断が行われるのなら違うか?)ハッキング対策の技術も高めていってもらいたいです。

ただこれは自動運転にいえるだけの問題ではなくて、世の中のいろいろなことについてもいえる気がします。たとえば信号を制御するシステムが悪意ある人にハックされて、急に全部青に変えたりとかしたら、とんでもない数の被害がでることが想像できます。

コンピュータ制御は便利になる一方で、危険もはらんでいることを忘れてはいけないと思います。

3-3 趣味としてのドライブはなくなるのか

完全自動運転が成立したら、人間の運転する車が道路に入り込むことは可能なのでしょうか?コンピュータだけなら問題なく安全に運行できても、動きの予測できない人間の運転が入ってきたら困るような気がします。とすると、趣味としての運転やドライブはなくなってしまうんでしょうかね・・・。それは結構悲しむ人がいるような気がします。

4.まとめ

自動車ではこれからですが、飛行機ではほぼ自動運転化されているとのことです。

自動車ではこれからの技術である自動運転ですが、航空機では高度な自動運転技術がすでに実用化されています。「オートパイロットシステム」というシステムは、航空管制からの指示や気象などの外部環境、目的地情報などを設定すれば巡航時に機体の姿勢を一定に保つだけでなく、視界の悪い際にも安全に滑走路まで誘導する制御も含めた自動着陸装置もあります。パイロットが絶対に手動で行わなければならないのは離陸時のみであり、他はほとんどの段階で自動化が進んでいます。(日産ホームページ

自動車においては、技術の問題よりも、法整備の問題が大きいのかなという印象を受けました。

個人としては10年以内くらいに完全自動運転が成立するとうれしいのですが、どうなるのでしょう。単純に良い面だけ見て自動運転を進めるのはよくないので、開発と同時に考え得るリスクへの対策をきちんととって進めていつか成立させて欲しいです。

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