現在国内ベンチャーでインターンをはじめてもうすぐ1ヶ月くらいなのですが、入ってすぐのころに抱えていた小さな悩みが多少解決されてきたので、気持ちの整理をかねてまとめてみようと思います。
上司に質問ができない!
悩みというのは、上司に質問ができない、ということ。
まったく質問ができないわけではないのですが、しに行きにくいとなんとなく感じてしまうことです。
めちゃくちゃ厳しい上司で、こんな簡単なこともわからないのか!とか質問するたびに怒鳴られるのであれば、気持ちもわかるのですが、自分の職場は恵まれたことにやさしめの上司ばかりです。
それなのに質問しにいくのをためらってしまっていました。
大学で教授に質問するのはぜんぜん問題なかったのですがどうしてでしょう?
理由を考えてみる
まず、質問が気になるときと気にならないときがあることにも気がつきました。
自分なりに質問内容がまとまっていないときは、質問に行きづらくなります。
そもそも何がわからないのかわからない、なんてこともあったりします。そういう状態で聞きに行くのには抵抗があるようです。
また、上司はいつも忙しそうにしていて、その作業を中断させて、自分のちっぽけな質問に時間をさいてもらうのはすごく迷惑なんじゃないか、なんて考えたりもします。
ですが、これらは建前の理由な気がします。
何がわからないのかわからない中で一人で悩んでたってわからないのだからすぐ質問しに行くべきだし、質問しに行かなかったことで作業が大幅に遅れたり、見当違いのことをやってしまったり、そもそも終わらなかったりしたら、上司の作業をちょっと中断させたことで生じる迷惑をおおきく上回る迷惑を会社にかけてしまいます。
それがわかってなぜ質問にいけないのか、というところを考えてみると、そこにあるのは自分の自尊心を守るためのいいわけです。
自分は仕事ができるんだ、有能なんだと思われたいけれど、実際はぜんぜんできていなくて、質問をしてそれがばれるのが怖い。そんなところだと思います。
ですので、おおもとの解決のために、自己評価やプライドが無駄に高くて見栄をはってしまっていることときちんと向き合わないといけないです。
改善策とまとめ
まず、なにがわからないのかわからないのは、業務内容をきちんと理解できていないことから生じてくると思うので、振られたタスクの説明を受けるときにはしっかりメモを取り理解すること。
結構聞いたときにはわかったつもりでいても、実際に業務に取り掛かる段階になって、あれ?となることもあるので、説明が終わった段階で、自分が作業遂行までに具体的に何をどの順番で行うかイメージできるか確認して、できなければもう一度聞きなおすことが必要です。
つぎに、上司が忙しそうにしていて聞きづらい、というときです。
これはできるだけ質問回数が最小限ですむよう、作業中に生じた疑問をメモしつつ、自分の力でいけるところまでいってから、たまった質問をまとめて一回でするようにすれば上司にかける迷惑が最小限に抑えられます。
最後、一番根本的な部分ですが、見栄を張ってしまうことについて。
これはもう上司が自分にそんなに高い期待値をもっていないことを自覚するのが良いと思います。
当たりまえですが、経験者の中途採用ならともかく未経験のインターンや新卒がはじめからばりばり仕事をこなせるわけがありません。なのに自分はできるんだ、とか、できなければいけないんだ、なんて思うと自分で自分の期待値を上げてしまい、現実とのギャップに苦しむことになります。
はじめのころはできなくて当たり前なので、その時期にいくら見当はずれな質問をしたところで、そんなに馬鹿に思われないだろう、と思えば多少自尊心は守られると思います。
自分はこんな感じで質問しにいけるようになりました。
もし似たようなことで悩んでる方がいらっしゃったら参考になるとうれしいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました!